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コラム

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セラピストはしんどいの?大変なことややりがいについて

セラピストはしんどいの?大変なことややりがいについて

「セラピストって大変な職業なの?」

「私でもセラピストになれるかな…」

セラピストという職業を目指す際には、このようなことが気になる人も多いでしょう。

そこで、ここでは「セラピストはしんどい職業なのか」「セラピストにはどんなやりがいがあるのか」についてご紹介します。

セラピストという職業に興味がある方は是非ご参考ください。

セラピストはしんどい職業なの?

どんな仕事でもそうですが、セラピストは楽しいだけでなくしんどいこともある職業です。

体力的な面はもちろん、精神的にも大変な面があるため、「セラピストはしんどい職業だからやめたほうがいいよ」という人も中にはいます。

しかし、お客様がきれいになる姿、元気になる姿を見てやりがいも感じられる魅力的な職業です。

では、一体セラピストがしんどいと思われがちな理由は何なのでしょうか。

セラピストがしんどいと思われがちな理由

セラピストがしんどいと思われがちな理由

セラピストがしんどいと思われがちな理由はさまざまです。

これから具体的にどんな点がしんどいと思われているのかについてご紹介していきます。

体がしんどそう

セラピストの仕事は体力が必要なものが多いです。

特にマッサージや整体は意外と力が必要なので、腱鞘炎や腰痛に悩まされているセラピストもいます。

ただし、セラピストは続けていくと技術力が上がっていくので、体に負担がかからない施術ができるようになるケースも多いです。

最初は体力が必要ですが徐々に慣れるので、あきらめずに続けてみましょう。

皮膚への負担がかかることも…

アロママッサージやエステでは手で直接施術を行い、しかも手洗いの機会が多いため手や指の皮膚にも負担もかかってしまいます。

実際にひどい手荒れで悩んでいるセラピストも多いです。

普段からハンドクリームを塗るなど手のケアを心がけましょう。

心がしんどそう

セラピストはお客様と1対1で会話する機会が多いコミュニケーション力が必要な職業です。

同じ話をしていても人によって受け止め方が違うため、会話の内容や言葉の言い回しにも気を回さなければなりません。

そのため、コミュニケーションが苦手な方にとってお客様との会話がしんどいということもあります。

ただし、コミュニケーションは慣れていくものです。

毎日いろいろなお客様と会話していると自然と会話できるようになるでしょう。

お客様の「疲れをもらう」こともあるの?

よくセラピストの方が「お客様の疲れをもらった…」という話を耳にしますが、疲れが溜まっているお客様の施術後にセラピストがドッと疲れたような感覚になることも多いようです。

特に精神的にストレスを抱えているお客様と深い話をした後に、セラピストも影響を受けて気持ちが落ち込んでしまうこともあります。

お客様も気持ちに寄り添うことは大切ですが、気持ちが流され過ぎるとセラピスト自身が辛くなってしまうので適度な距離を見つけていきましょう。

自分に合った気分転換の方法を見つけておくのがおすすめです。

金銭的にしんどそう

セラピストのお給料は経験や技術によって差があるため、始めたばかりの頃はなかなか稼げないのが現実です。

実際にセラピストを始めたばかりの頃は年収が200万円くらいというセラピストも少なくありません。

しかし、歩合制を取り入れているサロンが多いため、経験を積んで指名客を増やせば自然と給料も上がっていきます。

最初はなかなか稼げないかもしれませんが、徐々に収入が安定するセラピストが多いので、諦めずに頑張りましょう。

勉強がしんどそう

セラピストに関する知識は年々更新されていくため、ずっと勉強し続けることが大切です。

そのため、勉強するのがしんどそうと思われることがあります。

しかし、新たな方法でお客様を美しくしたり元気にしたりできることはセラピストにとっても喜びに繋がるでしょう。

セラピスト自身も楽しみながら新たな知識を取り入れていきましょう。

人間関係がしんどそう

セラピストは女性が多い職業です。

そのため、女性特有の面倒な人間関係が心配という方もいます。

実際に、サロンの人間関係が嫌で辞めるというセラピストも多いです。

しかし、女性が多い職場はサロンだけでなく今はどの職業にも女性は増えてきています。

人間関係は組織であればどの職場にも付きのもだと考えて、自分なりに楽な人間関係の持ち方を探していきましょう。

休憩が少なそう

セラピストはなかなか毎日決まった時間に休憩を取るのは難しいです。

予約はお客様の都合が優先なので、ランチタイムに施術が入ったりするとお昼御飯が夕方になってしまうこともあります。

これはどのサロンでもよくあることなので、セラピストとして働きたい方は仕方ないと思った方が良いでしょう。

お腹が空いたら動けない…という方はさっと食べられる間食できるものなどをいつも持ち歩いておきましょう。

ノルマが厳しそう

サロンによってはセラピストにノルマが課せられるところもあります。

売上や契約数など毎月のノルマがストレスに感じるというセラピストも実際には多いです。

しかし、ノルマがあるということは悪いことばかりではありません。

ノルマを達成すれば給料やボーナスが上がるなど嬉しい部分もあります。

ご自身がどんな風に働きたいかを考えて就職先を選びましょう。

では、次にセラピストという職業にはどんなやりがいがあるのかについてご紹介します。

セラピストのやりがいは?

セラピストのやりがいは?

セラピストには大変な部分もたくさんありますが、それ以上にやりがいもあります。

だからこそセラピストは人気の職業なのです。

これからセラピストのやりがいについてご紹介します。

人の役に立てる

セラピストという職業でやりがいを感じる瞬間はやはり「お客様の役に立てた瞬間」でしょう。

施術前は元気がなくて暗い顔をしていたお客様が帰りに笑顔を見せてくれるとそれだけでセラピストまで嬉しい気持ちになります。

また、お客様のお悩みを解決してくのをお手伝いできるのは、セラピストならではの喜びです。

好きな仕事ができる

セラピストを目指している人の多くは元々美容や健康に興味がある方が多いです。

そのため、サロンでの仕事が好きというセラピストもいます。

自分が好きな分野の仕事ができるのはセラピストの魅力とも言えます。

しかも、セラピストという職業は幅広いため自分が好きな分野の仕事をすることもできるのも魅力的な点です。

セラピストってどんな仕事があるの?

セラピストの種類仕事内容
医療系セラピスト医療行為を行う(国家資格が必要)
・柔道整復師(国家資格)
・鍼灸師(国家資格)
・あん摩,マッサージ師(国家資格)
ボディ系セラピスト身体的なアプローチをする
・エステティシャン
・カイロプラクター
・足裏マッサージ
心理系セラピスト精神的なアプローチをする
・臨床心理士(認定資格)
・公認心理士(国家資格)
・産業カウンセラー(認定資格)
リラクゼーション系セラピストリラックスできるようなアプローチをする
・アロマセラピスト
・カラーセラピスト

このようにセラピストという職業には様々な仕事が含まれています。

ご自身がどんなセラピストになりたいのか、セラピストの勉強のためにどれくらいの費用や時間が使えるのかを考えて具体的に選んでいきましょう。

年齢制限がない

セラピストは知識や技術が必要な職業です。

基本的に続ければ続けるほど知識や技術力がUPするため、年齢制限なしに長く務めることができます。

年齢を重ねると1日に何人も施術できなくなる方が多いですが、働き方が幅広いのでゆったり自宅サロンで施術したり、出張セラピストとして予約があるときだけ施術したりと自分のペースで仕事ができるのも魅力です。

開業ができる

セラピストは開業や独立ができる職業です。

そのため、自分がやりたいサロンを自分でつくることができます。

実際には、多くのセラピストはサロンで勤務して技術や知識をつけてから開業することが多いです。

開業すれば自分の好きな空間で働けるだけでなく、自分の生活スタイルに合った働き方もできます。

さらに、経営について勉強すればサロン勤めの時より稼げることもあるので金銭的な部分でも魅力もあります。

コミュニケーション力がつく

セラピストは毎日お客様と関わります。

しかも多種多様なタイプのお客様と接するので、今まで苦手だと思っていたタイプの人ともうまくコミュニケーションしなければなりません。

このような環境で毎日務めていると、自然とコミュニケーション力がUPします。

このようにセラピストにはいろいろな面でやりがいを感じられる職業です。

では、魅力的なセラピストという職業を長く続けていくためにはどのような点に注目すれば良いのでしょうか。

セラピストを続けるためのポイント

セラピストを続けるためのポイント

セラピストという職業はやりがいもありますが、しんどい面もあります。

そんなセラピストという職業を長く続けていくためにはいくつかの工夫が必要です。

これからセラピストを続ける上で大切なポイントをご紹介します。

自分なりのやりがいを見つけよう

セラピストを続けていくためには自分なりのやりがいを見つけましょう。

あなたはセラピストとして働いている中で、どのような時に幸せを感じられますか?

  • お客様が笑顔になった時?
  • お客様が美しくなっていく姿を見た時?

セラピストによってやりがいを感じる瞬間は違います。

自分がどんな時にやりがいを感じられるのかが分かったら、次はそのやりがいが感じられる瞬間を増やしていけば良いのです。

まずは、自分なりのやりがいがどんなものなのかを見つけましょう。

自分自身のことを理解しよう

セラピストを続けていくためには、自分自身の強みや弱みを理解しましょう。

人にはそれぞれ得意なことや不得意なことがあります。

例えば、人と話すことは得意だけれどまだ技術力に自信がないというセラピストは、施術の中でお客様の悩みは話をしっかりと聞いて、またこのセラピストと話したいと思わせることが大切です。

そして同時に足りないと感じている技術力をつけるために勉強することも大切です。

このように、自分自身のことをよく知っていればどんどんセラピストとして成長していけるでしょう。

こんな人はセラピストに向いている

こんな人はセラピストに向いている

セラピストという職業を目指す上で、どんな人がセラピストに向いているのかという点は気になるところでしょう。

ここではセラピストに向いている人の特徴をご紹介します。

おしゃべり好き

セラピストという職業は人と関わることが多い職業です。

サロンに来られるお客様はもちろんサロンスタッフとの関わりもあります。

人と円滑なコミュニケーションをとるためにはどうしても会話が必要です。

元々おしゃべり好きな人であれば人と話すことが自然なことなので、会話すること自体が苦痛になることは少ないでしょう。

そのため、元々人と話すことが好きな人はセラピストに向いています。

セラピストのしゃべり過ぎは注意が必要

セラピストにとって人と話すことが好きだということは良いことですが、セラピストばかりがしゃべり過ぎるのも良くありません。

多くのお客様は日頃の疲れやストレスをリフレッシュするためにサロンに来られています。

そのため、お客様主体の話題でセラピストがうまく話を聞くという流れも必要です。

あくまで主役はお客様でセラピストが聞き役になりましょう。

勉強するのが好き

セラピストという職業は技術・知識が重要な職業です。

しかも、サロン業界は入れ替わりが激しく新たな方法が日々更新されていきます。

そのため、セラピストという職業に就いてからも勉強し続けることが大切です。

元々勉強したり努力したりすることが苦痛でない人はセラピストに向いている性格だといえます。

体力がある

セラピストという職業は体力が必要です。

忙しい時は朝から晩まで施術が入り、休憩時間が少ないということもあります。

そのため、体力があればあるほどセラピストに向いていると言えます。

ただし、最初は体力的に辛くても毎日続けていれば体も慣れてくるので、自然と体力はつくので体力がない方でも始めることはできます。

臨機応変に対応できる

セラピストは臨機応変な対応が求められる職業です。

サロンに来られるお客様のお悩みはさまざまでそれぞれに適した施術が求められます。

例えば腰が痛いお客様来られたら腰を重点的にマッサージするなど、お客様との会話の中でヒントを得て、より良い施術に活かすような能力が必要です。

サロンで教えてもらった基本も大切ですが、お客様一人一人に適した対応ができる能力も必要です。

気持ちの切り替えが得意

セラピストという職業に関わらず働いていれば思い通りにいかないこともあります。

そんな時は気持ちを切り替えることが大切です。

例えば丁寧に施術を行ったとしてもお客様からクレームが入ることがあります。

内容にもよりますが、クレームが入ったときは反省することも大切です。

しかし、同時に「仕方ない!」と思って割り切ることも大切です。

自分なりの気持ちを切り替える方法を見つけておきましょう。

まとめ

セラピストという職業は確かにしんどいこともあります。

実際に、体力的にも精神的にもしんどい面があり、すぐに辞めてしまう人が多いのも事実です。

しかし、続けていけば知識も技術もUPし、それに伴ってお給料も上がっていきます。

そして何よりお客様から直接「ありがとう」といってもらえるやりがいを感じられる仕事です。

セラピストという職業に興味がある方は、思い切って飛び込んでみましょう。

この記事の監修者

ジャパンセラピストスクール松山校 代表 松本千弥

ジャパンセラピストスクール松山校 代表 松本千弥

30年以上もの現場経験と実績を基に、対お客様だけでなく、培ったノウハウを伝えて、新たなセラピストやエステティシャンの育成にも注力。
より多くの優れたのセラピストやエステティシャンを育成し、エンドユーザーの満足度を高めるだけでなく、美容・エステ業界全体へ貢献する。
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